1ヶ月ほど前、黒瀬川にタゲリがいるという情報があった。まだ川にいるということだった。そろそろ田んぼに姿をあらわすころではないかと思って、昨日、ぽっかりと空いた時間にいつもの田んぼに出かけたのだ。 車をゆっくり転がしていると、後から来た車に追い抜かれた。ぼやぼやするなということだろう、ここは農道だ、スピードを出すそっちが悪いと睨んでやったけれど、まあ、こんなスピードじゃ不審車扱いだわねえ。 いつもの田んぼにはタゲリはいなかった。今日は一日目だもの、見つけられなくても仕方がない、しばらくしてまた来ればいいとあきらめて帰ろうとしたとき、2羽の鳥が飛んできた、鳴き声がタゲリだ、やった、すぐ近くへ降りるぞ、と喜んだらくるりと向きを変えて道と反対側のほうへ行ってしまった。降りた場所のおおよその見当がついた。あまり遠くはない。車を移動させる、運よく駐車スペースがあり、車を置いてタゲリを探す。タゲリが降りたと思う場所はほとんどが休耕田だった。ジョウビタキ・ツグミ・ムクドリの姿があった。 タゲリは、休耕田の端っこのほうにいた。遠い。近づけば飛ばれるし、近づかなければ撮れないし・・・。ぎりぎりの線を探して飛ばれないように苦心したが・・・。 さあ、タゲリの季節がやってきた。泣きそうな顔とかわいい飾りのついて頭を今年こそきりっと撮りたいものだ。
by krsmag
| 2011-01-11 16:43
| 鳥
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